
箱根駅伝で緑や紫の選手を見かけて、どの大学だろうと思うことがあります。青山学院の襷はフレッシュグリーン、東洋は鉄紺、早稲田は臙脂。紫系にも駒澤の藤色、立教の江戸紫、明治の紫紺など複数の呼び名があります。
大学を見分けるときは、襷とユニフォームの色に、大学名やゼッケンの表示を重ねると分かりやすくなります。私は、色をきっかけに大学を覚えつつ、襷を渡す前後の順位まで追えるところが観戦の楽しさにつながると感じます。
ここでは2026年10月5日までに大学の発表などで確認できた主要な色名を一覧にし、似た色の大学や黄色と白の襷の見方を整理します。次の大会の出場校すべてを示す一覧ではありません。
主要大学の襷の色と呼び名を一覧で確認

同じ緑や紫でも、大学が使う呼び名は異なります。まず色名と大学名を組み合わせて覚え、細かなユニフォームのデザインは対象大会の写真や公式紹介で確認しましょう。
| 大学 | 襷の色・呼び名 | 確認した説明 |
|---|---|---|
| 青山学院大学 | フレッシュグリーン | 大学のAGU NEWSで襷の色として紹介 |
| 東洋大学 | 鉄紺 | 2025年12月の大学発表で伝統の襷として紹介 |
| 早稲田大学 | 臙脂(えんじ) | 2026年9月の競走部発表で紹介 |
| 駒澤大学 | 藤色 | 日本テレビが第98回の中継呼称を紹介 |
| 立教大学 | 江戸紫 | 大学の大会報告で色と由来を紹介 |
| 明治大学 | 紫紺 | 大学の「紫紺の襷プロジェクト」で使用 |
一覧は色の名称を確かめるためのものです。画面上の色を厳密な色見本として再現したものではなく、全大学の公式な色番号をそろえた表でもありません。明治大学を含め、色を紹介することと、特定年の本大会に出場が決まっていることは分けて読んでください。
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緑の襷|青山学院のフレッシュグリーン

青山学院大学のAGU NEWSでは、陸上競技部長距離ブロックのたすきの色をフレッシュグリーンと説明しています。大学の歴史を扱う刊行物のしおりについて、その色をイメージしたと紹介しており、大学自身が使う呼び名を確認できます。
テレビで緑の走者が映ったら、青山学院大学を候補にし、大学名の表示で確認するとよいでしょう。「緑に見えた」だけで決めず、胸元や中継の表示も合わせます。襷の色名を知っておくと、映像が切り替わった後も、同じ大学を追いやすくなります。
ただし、襷の名称からすべてのウェアの色やデザインまで固定することはできません。上半身のユニフォーム、パンツ、アームウォーマーなどは、見る部分が違います。肩から斜めに掛かった襷を見ているのか、上半身の布地を見ているのかを一度分けると、色の情報が整理できます。
鉄紺と臙脂|東洋・早稲田は大学発表から読む
東洋大学の2025年12月2日のユニフォーム発表は、新しい鉄紺のウェアと、伝統の鉄紺の襷を紹介しています。2026年1月の第102回大会に向けた説明です。同じ色名が使われても、襷の伝統とウェアの新デザインは別の項目として記されています。
この発表で紹介されたウェアには、龍と青海波を合わせたデザインがあります。私はこの例を見ると、大学を象徴する色が続くことと、ユニフォームの意匠が変わることを分けて覚えたくなります。鉄紺だから去年と完全に同じ姿、という見方をせず、襷の色とウェアの特徴を二段階で見ると、写真の年も意識しやすくなります。
早稲田大学の2026年9月16日の競走部発表では、臙脂の襷と、W・臙脂のユニフォームが紹介されています。新しいスポンサー表示のあるウェアは、2026年秋の大会から、第103回箱根駅伝に向けて着用する予定とされています。
ここでいう臙脂は「えんじ」と読みます。赤系の色として覚えられますが、画面に赤い走者が出たら全員早稲田と決めるための言葉ではありません。大学名やWの表示、その年の紹介資料を合わせて確かめるのが分かりやすい方法です。2026年9月の発表は着用予定の説明なので、今後の大会の実際の姿は当日の映像や写真で確認します。
紫の襷|藤色・江戸紫・紫紺は一校に絞れない
紫に見える襷やユニフォームから大学を探すとき、最初から一校に絞るのは難しい場面があります。駒澤の藤色、立教の江戸紫、明治の紫紺というように、紫系の呼び名が複数あるからです。
駒澤大学については、日本テレビが第98回大会の6区中継を紹介した記事で、藤色の駒澤という呼称を取り上げています。本稿では中継で使われた呼び名として載せ、色の由来や厳密な色番号をここから推定していません。
立教大学は第99回大会の報告で、襷の色を江戸紫と説明しています。金と白の糸で百合と大学名を刺繍し、校旗と同じ配色をしていたことも紹介しています。色だけでなく、文字やマークの組み合わせを見分ける材料にできます。
明治大学は紫紺の襷プロジェクトを掲げています。同じ紫系として見えても、立教の江戸紫と明治の紫紺は大学の説明上の名称が違います。色の微妙な違いを画面だけで当てようとするより、大学名の表示を一緒に読むほうが確実です。
こうした色名は大学を覚える手掛かりです。呼び名に親しむことと、映像で瞬時に判別することは別なので、初めて見る方は中継の大学名を見ながら少しずつ結び付けるとよいでしょう。好きな色を入口にして、その大学がどの区間で差を動かしたかへ目を向ける楽しみ方もできます。
色の由来は、説明されている範囲で楽しむ
立教大学の江戸紫の説明では、江戸で紫草を使って染めたことに由来するという話に、陸上競技部OBの口伝という注記が付いています。大学が紹介している伝承として読むことで、由来の面白さと、どのように伝えられた話なのかを一緒に受け取れます。
色名が古くから使われているように見えても、すべての大学の襷について、採用年や選んだ人物、選手の気持ちまで分かるわけではありません。分かっている説明を楽しみ、資料にない物語を足さないほうが、それぞれの大学の違いを大切にできます。
私が注目したいのは、色が単なる見分け用の印にとどまらず、大学自身の言葉に出てくることです。東洋の鉄紺や早稲田の臙脂という呼び名を知ると、大学の発表と中継画面がつながります。一方、色が続くからといって、デザインや出場状況まで同じだと決めない。この見方なら、伝統とその年の変化をどちらも楽しめます。
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襷・ユニフォーム・ゼッケンを合わせて見分ける

大学を確かめる材料は、襷の色だけではありません。上半身のデザイン、大学名、主催者指定のビブス、中継の表示を重ねると、似た色の集団や普段と違う襷の場面も追いやすくなります。
見分け方は色・大学名・番号の順に重ねる

最初は大まかな色から候補を持ち、次に大学名の文字やマーク、中継の大学名表示で確かめます。番号を見る場合は、その大会の出場校・選手一覧と対応させてください。ゼッケンの数字を、その場の順位と同じものとして読む必要はありません。
たとえば紫の集団が映ったら、「紫の大学はここ」と即決するより、胸元や画面の名前を見ます。映像が切り替わって文字が読める場面を待ってから大学を確認し、その後で前後の時間差へ戻ると、色の当て推量に集中しすぎず競走を楽しめます。
肩を斜めに横切る細い布が襷、胴体の大きな面を占めるのが上半身のウェアです。色を尋ねる際も、どちらを見ているのかを分けると答えを探しやすくなります。襷は同じ色名で知られていても、ウェアには模様や別の色の部分が入る場合があります。
この方法は、色の微妙な違いがつかみにくい場合にも使えます。大学名や番号など文字の情報を一緒に使えば、色の見え方だけに頼らず、追っているチームを確認できます。「どの大学か」が分かった後に、受け取った順位と渡した順位を追うところまでつなげると、見分け方の知識が観戦に役立ちます。
襷とユニフォームの色は同じルールで決まっている?
第102回大会の競技実施要項では、各チーム独自の襷を提出することと、許可されたウェアを着用することが別々に定められています。襷とウェアを常に同じ色にそろえるという説明は、ここにはありません。
要項は上半身のデザイン・配色が同じチームと判断できることを条件に、下半身の形状・デザイン・配色を統一する必要はないとしています。選手によって見える布の面積が違っても、それだけで別の大学と判断しないための参考になります。
また、第102回では関東学生連合の走者に所属校のウェア着用が認められています。連合チームを「全員が一つの大学と同じユニフォームで走る」と想定すると、映像が分かりにくくなります。ウェアの大学表示だけでなく、その大会でどのチームとして走っているかを中継や公式一覧で確かめてください。
黄色と白の襷は大学のチームカラーとは別
第102回大会の実施要項では、繰り上げ出発の走者は主催者が用意する黄色と白色のストライプの襷を使うと定められています。黄白の襷を見たら、特定の一大学の色だと覚えるのではなく、競技の運用による襷の可能性を考え、大学名の表示を合わせます。
ただし、例外もあります。同大会の繰り上げ出発では、5区と10区は各チーム独自の襷を使います。したがって「元の色の襷だから、それまで一本でつながっている」と色だけから結論を出すことはできません。
途中棄権の場合も、次区間から黄白の襷を使う規定がありますが、独自の襷へ戻る例外は10区のみです。繰り上げ出発の5区・10区の例外と、途中棄権後の10区の例外は、対象が違います。この違いは、第102回のルールとして区別して押さえます。
襷の色は競走の状況を知る入口になりますが、通過の経緯すべてを示す印ではありません。黄白を見たときも、独自の色を見たときも、実況や大学名、その年の規則を合わせて読む。この習慣があると、終盤のたすきリレーを色だけで誤解しにくくなります。
緑・紫・ピンクのユニフォームを探すとき
色から大学を探すときは、襷とウェアのどちらの色か、何年の大会かを添えると確認しやすくなります。「緑の襷」であれば本稿のフレッシュグリーンの説明が手掛かりになりますが、「緑のパンツ」「紫の胸元」といった別の部分では、大学名の文字も一緒に見る必要があります。
ピンクに見えるウェアについても、色だけから一校の固定的な特徴と決めることはできません。本稿では、その名前だけを手掛かりに大学を断定する一覧は作っていません。対象大会の公式出場校・選手紹介で写真と表示名を確認すると、古い映像や別の大会を混ぜずに探せます。
確認できた色名を覚えながら、分からない場面では大学名へ戻る。これだけでも集団の中で一つのチームを追う助けになります。最初から全大学の微妙な色合いを暗記するより、気になる大学を二、三校ずつ覚えて、たすきを渡す場面で確認していくと使いやすいでしょう。
古い写真を見るときは、色とその年のデザインを分ける
襷やユニフォームを調べていると、異なる年の写真に出会います。大学の象徴として同じ色名が続いていても、ウェアのデザインや広告表示は変わります。東洋大学の第102回向けの新デザイン、早稲田大学の2026年秋からの新しいスポンサー表示は、その違いを確かめられる例です。
写真を見比べるときは、まず大会年を確認し、次に襷の呼び名、最後にウェアの模様や表示へ進みます。色の伝統を楽しむことと、「今の大会では何を着ているか」を知ることは、分けて調べられます。第103回の実着用や参加校については、今後の公式発表と大会当日の紹介を基準にしてください。
襷の色についてよくある質問
青山学院大学の襷は何色ですか?
大学のAGU NEWSではフレッシュグリーンと紹介されています。映像では色に加えて大学名の表示も確認すると、追いやすくなります。
紫のユニフォームなら駒澤大学ですか?
紫系の色を使う大学は複数あります。駒澤の藤色、立教の江戸紫、明治の紫紺などを本稿で紹介しています。襷とウェアを分け、大学名や番号と合わせて確かめます。
黄色と白の襷はどの大学ですか?
第102回の規則では、繰り上げ出発などで主催者が用意する黄白ストライプの襷を使います。一大学のチームカラーではなく、大学名や中継表示でチームを確認します。
元の色の襷なら、一本でつながったと分かりますか?
色だけでは判断できません。第102回の繰り上げ出発では5区・10区に独自の襷を使う例外があります。実況や受け渡しの経緯を合わせて見てください。
襷には企業のロゴも入りますか?
第102回の実施要項は、襷への大学名・校章・大学のマーク以外の表示を認めず、企業ロゴや商標を禁止しています。ウェアのスポンサー表示とは別の規定です。
まとめ|色名を入口に、大学名と競走の流れへ
フレッシュグリーン、鉄紺、臙脂、藤色、江戸紫、紫紺。大学が使う色名や中継での呼び名を知ると、箱根駅伝の映像が少し身近になります。似た色の大学は、襷とウェアの違いを見ながら、大学名やゼッケンも重ねて確認できます。
黄白の襷や独自の襷へ戻る例外を知っておけば、色と競走の状況も分けて読めます。次の観戦では大学を見分けたところから一歩進んで、たすきを受けた位置と次へ渡した位置にも注目してみてください。
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